【ランキング】2023年11月書評ランキング
11月の書評ランキングのご紹介となります。
12月に入りまして今年のカウントダウンも始まってきました。
この書評もあとわずかとなりました。
よく1年間365冊を取り上げられたものだと自分自身でも満足感があります。
来年は書評は少なめになりまして、もっと実践的な内容のブログを更新していければと思案しているところです。
それでは11月の書評ランキングを選ばさせていただきます。
第5位:『いとも優雅な意地悪の教本』橋本治(著)・集英社新書
「意地悪の基本姿勢は完全犯罪です。『私がなにかしたの?』という前提で芳しからぬことをするのが意地悪です。ハタから見れば『明らかに意地悪だ』であっても、当人的には『清廉潔白』で、『私が意地悪なことをしたという証拠は何もない』と胸を張っていられるところが、意地悪の意地悪たる所以で、別の言い方をすれば、意地悪というのは、いたって優雅な行為なのです。」
意地悪のマインドチェンジができる良書。
第4位:『「トヨタ式」大全』若松義人(著)・PHP文庫
「トヨタ式の歴史とは結局は『日々改善、日々実践』をやり続ける歴史でもあった」
トヨタ式の全体像を把握したいのならばこの1冊が最適。
第3位:『人生の一大事はデータ科学にまかせろ!』セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ(著)酒井泰介(訳)・光文社
「良い子育てについて」
「もしあなたの子供がまったく別の家庭で育っても、あるいはあなたが全く別の保護者に養育されても、結局、今のようになったはずだ。最高の親になろうと焦る必要はない。むしろ子供なんて好きなように育てればいい。気にすることはない。それでちゃんと育つのだ」
良いデータの使い方を知ることができる一冊。ユーモアたっぷりの著者が僕はとてもお気に入りだ。
第2位:『45歳から5億円を稼ぐ勉強法』植田統(著)・阪急コミュニケーションズ
「45歳は、人生90年時代のちょうど真ん中。22歳で会社に入り、65歳で退職するとすれば、会社人生の真ん中でもある。会社人生においては、自分のキャリアがどうなるかが見えてくる点で、重要なターニングポイントだ。」
全ての中年に送る一冊。
第1位:『大型商談を成約に導く「SPIN」営業術』ニール・ラッカム(著)岩木貴子(訳)・海と月社
セールススキルを学ぶ上で本書より優る本はいまだに出会ったことはない。
セールスをやっている、やろうとしている方は必ず読むべき。
いずれにせよ本書をさけてセールスは通れないからだ。
早ければ早いほど吉。
どの本も一回は読むべき良書なのでおすすめだ。
読書ライフを楽しんで欲しい。