【書評】『ストーリー思考で奇跡が起きる』小山竜央著・大和書房
【お勧め読者】
映画・ドラマなどのストーリーが好きな人
自分の力だけでなんとかしようとしてしまうクセのある人
継続ができなく強制力が欲しい人
【本書の読みどころ】
自分の目標の目的からストーリーを作り、イベントを起こすことで結果を出し続けることができるノウハウをまとめたものである
この類の本はたくさんあるのでストーリーに絞ったコンセプトは良いと思う
【理解を深める参考書】
『自分を超える法』ピーター・セージ(著)
『億万長者富の法則』ロジャー・ハミルトン(著)
自分が成功し成長するストーリーを描く
本書は目標達成の思考法をまとめたものであり、TODOリストで動かず、イベントを起こそうというのを提案している
著者はTODOリストは自力でやるものであり続かないし、全てのTODOを実行しても自分にとっての目標を達成できない場合が多いことを指摘している
そこで著者はTODOではなく、自分の目標を目的まで落とし込み、目的を達成するためのイベントを計画することで自分の目標を達成していこうという思考となっている
イベントを起こすということは強制力を持つということだと著者は主張している
つまり、ダイエットするなら「ジムに入会する」「トレーナーをつける」などで第三者をイベントに含ませることで強制力を持たせ、行動を促そうとするものである
自分が成長し目的を達成するということは今の自分では達成できないことを達成することでもある
それを自分の力だけでやろうとすることが問題であり、適切な第三者にアドバイスをもらったり、協力してもらうことが必須であるということだ
イベントの重要性とそのノウハウを中心にまとめられているので、TODOをこなしているが思った通りの成果がともなっていない方などは一度読んでみると肚落ちするのではないかと思う
興味のある方は読んでみて欲しい