【書評】『マインドマップ超入門』トニー・ブサン著・ディスカヴァー・トゥエンティワン
【本書の読みどころ】
本書はマインドマップの特徴とメリット、そして書き方にいたるまでをわかりやすくまとめられている
マインドマップはもうすでに使っている方も多いと思う
私も使っている一人である
色々試しているのだが、マインドマップを使用した方がいい場合と、マインドマップまで作る必要はない場合もあり、私は使い分けをしている
マインドマップのメリットとデメリットを考え、効果的な使い分けをするのがベストだと思う
マインドマップをやってみたいと思っている方には本書はちょうど良い入門書であり、すぐ読めて実践できるのでお勧めだ
【さらに理解を深めるために】
『マインドマップ最強の教科書』トニー・ブザン著・小学館集英社プロダクション
私がマインドマップを活用する3つのパターン
マインドマップについてはいまさら説明不要だと思うので、今回は私が考えるマインドマップを使った方がよいパターンをメリット・デメリットも考えながらまとめておこう
①年単位以上の計画を立てる場合
マインドマップのメリットは全体を把握しやすいところである。年単位以上の目標を立てる場合は計画の整合性や全体を考えることが欠かせないのでマインドマップは最適だ。年以上の計画は私は全てマインドマップを書いている
②プレゼン資料をつくる場合
プレゼン資料も全体を把握する必要があり、伝えたいことの抜け漏れがないかの確認も必要である。マインドマップだと1枚で全体を把握できるので、伝えたい事項に矛盾はないか、ダブリがないかなどを把握することが簡便になるのでおすすめだ
③スピーチや営業トークの下書きをする場合
こちらもプレゼン資料と同じ理由で、伝えたたいことの抜け漏れの確認や話の矛盾、ダブリを把握できる。そして1枚マインドマップを作っておけばそれを見ながらスピーチもできるので一石二鳥だ
以上の3つのパターンについてはマインドマップを作った方がいいのでお勧めだ
そして、逆にマインドマップを作らない方がいい場合であるが、マインドマップの最大のデメリットは「時間がかかる」ことだ
例えば毎日の計画をマインドマップで書くと、毎日一定の時間がかかってしまい非効率になると思う
「時間がかかる」ことの許容範囲を自分で決めて、それに見合うのであればマインドマップを作成するというスタンスが一番よいだろう