【書評】『人望が集まる人の考え方』レス・ギブリン著・ディスカヴァー・トゥエンティワン
【本書の読みどころ】
本書は人間関係に関する著書であり人間に関しては不朽の名著と呼ばれている一冊である
内容についても「人の動かし方」「相手に良い印象を与える方法」「人を惹きつける方法」など多岐に渡っておりわかりやすくまとまっている
一番重要なのは相手を変えたいのならば、自分を変えなければならないという大原則だ
特に自尊心については多くの内容が割かれており、重要である
「自己中心的な人は自尊心が高すぎるのではなく低すぎることがわかったのだ」
「自分との関係がうまくいっておらず、他人との関係もうまくいっていない人は自尊心が欠如しているので、自尊心を取り戻すことが唯一の解決策となる」
このように自分自身をどのように高めていくのかについても解決策も含め、わかりやすくまとまってある
内容も難しい内容はなく、名著と言われるだけのことはある一冊だ
【さらに理解を深めるために】
『感情的にならない気持ちの整理術』和田 秀樹(著)ディスカヴァー
人間関係の教科書
本書は人間関係を良くするための様々な方法をまとめたものであり教科書である
世界中で累計500万部を突破しただけはあり、カバーしている範囲は広く網羅されている
そして、行動についても具体的になっているのは有難い
人間関係は奥が深い分、網羅すると内容も細分化されているので全てを一度にトレーニングするのは不可能なぐらいの内容となっている
本書を読み、まず自分が一番必要なところを重点的にトレーニングしていくのがよいと思う
その意味でも人間関係の教科書という位置づけになり、ご自宅に一冊あるといいと思う
人間関係に関する本は数多くあるが本書が一番体系化されていると思うので、人間関係に関する本をお読みになるときは、まずこの一冊から読んでみるのがお勧めだ