【書評】『君も年収1億円プレーヤーになれる』苫米地英人著・宝島社
【お勧め読者】
コンフォートゾーンを詳しく知りたい方
コンフォートゾーンをずらしたい方
【本書の読みどころ】
人間は一人ひとり心地の良いコンフォートゾーンがあり、年収も例外ではない
そのコンフォートゾーンを意図的にずらすことで、自分の思い込みを変化させることができる
考え方の枠を外すことにより年収1億円プレイヤーになることも可能であることを示したのが本書である
【理解を深める参考書】
『ユダヤ人大富豪の教え』本田 健(著)大和書房
コンフォートゾーンと抽象化
本書はコンフォートゾーンを意図的にずらすことで、自分自身の思い込みをなくし思い通りの人生を歩む方法をまとめたものである
ポイントは「抽象化」だ
物事を抽象的に大きく物事を捉えることが、コンフォートゾーンをよい方向に意図的にずらす訓練になる
つまり、今の常識であること、常識すぎて考えもしないことを疑うということだ
理屈としてはよくわかるのだが、自分が常識だと思っていること、信じていることが実は自分自身の可能性を縛っていたということに直面することは非常に苦痛を伴うことでもある
コンフォートゾーンをずらすことは、本書で理解した上で多くの訓練が必要だということだ
そのことを念頭におきつつ本書を読むことでさらに深い理解ができると思う
「お金持ちになることは、お金に絶対的価値はないと知りお金の支配から抜け出すことが必要である」
その上で
「自分の労働の価値は、自分自身で決めること」
これが本書の最大のポイントだ
自分自身がどれだけ思い込みで生きているのかがよくわかる本なので一度読んでみると良いと思う
必ず自分にプラスになるはずだ