【書評】『図解 資本論 未来へのヒント』齋藤孝(著)・ウェッジ
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読書好きの北海道民です
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【本書の読みどころ】
ドイツの哲学者・経済学者であるカール・マルクスの『資本論』を齋藤先生が解説したのが本書である
私も昔に一度『資本論』を読んだことはあるのだが、内容が哲学的な表現も多くすんなり理解できる方は少ないと私は思っている
しかし、本書で理解しにくかったところを図解で分かりやすく解説しているので非常に勉強になった
『資本論』は共産主義の国の根本理由として認知されているため、資本主義が多い現在では敬遠されることもあるかもしれない
しかし、現在の状況と『資本論』の内容を照らし合わせてみるとかなり一致しているところも多く、今勉強するべき内容だと私は思っている
そういう意味で『資本論』をはじめて勉強する方には、いきなり原著を読むより、まずこの本を読んでおくとさらに深い理解が得られるだろう
本書では『資本論』を図解と合わせてわかりやすく解説を加えてもらっているほか、未来への提言も記されている
具体的には、
「労働時間を短くして自由な時間を増やすこと」
「女性の社会進出をもっと促進させること」
の2点が取り上げられているが、どのような論理をもとにしてこのような結論を導いたのかを是非、本書で学んでみて欲しい
『資本論』の入門書として是非おすすめである
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