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【書評】『変革の哲学』P.F.ドラッカー著・ダイヤモンド社

 
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まとめ買いした中の1冊

1日1冊以上本を読む生活を続けていると、当然ながら継続的に本を買わないといけない

僕は本を買う場合は、大型書店かメルカリかどちらかなのだが今回はメルカリでまとめ買いした本のご紹介となる

10冊ぐらいまとまっていた本で欲しい本が2冊ほどあったのでついでに買ったという感じだ

今回の書籍は現代社会最高の哲人とされ、しかもマネジメントの父とされるドラッカーだ

名言集はいいとこ取りなのか

この本はドラッカーの名言集となっている

名言集は著者の大事な部分をまとめているものなので悪いことではない

しかし、ドラッカーの名言集はいただけないと思う

なぜならドラッカーの文章はとても難しく、概念的だからだ

つまり部分だけをとったとしてもドラッカーの主張していることが全て網羅できているとは限らないと感じるのだ

いわゆる名著というものは本1冊の主張が全てのページで関係性を帯びてくるものだと思う

その1冊全体を読んで初めてその本の言いたいことがわかる場合が多いのだ

そういう意味ではドラッガーは名言集向けの人物ではない

この本が有効なのはドラッガーの本をほぼ読み尽くした方々に対しての本だと思う

ドラッガーの本を読まずにこの名言集を読むことは間違った理解になる恐れもあるのでやめた方が無難だと僕は思う

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