【書評】『才能が目覚める男の生き方』里中李生著・知的生きかた文庫

【お勧め読者】

弛んだ自分に喝を入れたい方

【本書の読みどころ】

男としての感性を研ぎ澄ますためにはどうすればいいのか？

その答えを著者の人生経験からまとめた一冊

内容的には攻撃的な文章であることには注意を要する

【さらに理解を深めるために】

『中卒、借金300万円でも年収１億円』 原田　陽平（著）ＰＨＰ出版

『命綱なしで飛べ』トマス・J・デロング（著）サンマーク出版

文章は攻撃的だが芯が通っている

本書は著者の人生経験から男の才能が目覚めるノウハウをまとめたものである

文章が攻撃的であることが読者を限定してしまっていると考えられるが、あまりに過激に読める文章の中に著者の芯が通っており、思いやりすら感じるから不思議だ

しかし、全てを鵜呑みにすることはしない方が無難だ

自分で受け入れようと感じたところを真似して、受け容れられないものはスルーする方が良い

よって、その判断力が未熟な読者にはあまりお勧めできない

判断力が未熟な状態で読むと、著者の全てを否定してしまったり、逆に全てを受け容れてしまい自分自身で困難な道に進んでしまうこともありうる

この著書は私が昔に買った本であり、今の自分が改めて読んでみるといまだに共感できるところもあり、まったく賛同できないこともある

そういう本であることを踏まえた上で、読まれてみるのも良いだろう