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【書評】『日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか』大森健史(著)・朝日新書

 
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読書好きの北海道民です 脱サラして起業を目指して奮闘中! 自分の学んだことを記録するために始めました 皆さんにも役立つ情報をあげていきますので宜しくお願い致します!

文庫本の新書は本の中でも比較的新しい良質な情報を得ることができる

本書は日本で近年新しい形の富裕層が増えており、富裕層はどんな人たちで、なぜ一代で巨万の富を築けたのかを海外移住や長期滞在に関するサポート企業を経営している立場から、顧客である富裕層の現実をまとめたものになっている

僕自身もそういう富裕層になってみたい憧れもあり、情報を得ておこうと思い手にとってみた次第である

情報というのは様々な手段で得ることができるが、エビデンスが高い(信用性が高い)のが書籍であり、その中でも比較的新しい情報を得られるのが文庫本の新書であることから、良質な情報を手軽に手に入れられる方法としてお勧めだ

僕が本書でチェックしたところ

本書でチェックしたところは「シン富裕層の分類」と「シン富裕層の特徴」についてだ

あくまで自分用に情報として残しておきたいので、まとまりが悪く申し訳ないが列記しておく

【シン富裕層の分類5つ】

①ビジネスオーナー型

シン富裕層の中ではやや古いタイプ。自分の実力で起業を経営してきた。移住の準備に時間をかける。ロジック好き

②資本投資型

開業医や一流企業勤めのサラリーマンなどが、世間一般の平均よりも高い給与を元手に、株式や不動産、最近だと暗号資産で増やしていく

③ネット情報ビジネス型

インターネットを活用し、株式投資や情報商材、動画配信などの新しい分野にいち早く飛び込み稼いできた、ファーストペンギンタイプ。決断が早い。情報収集にお金をかける。フットワークが軽く、海外にも軽いノリで引っ越す人が多い

④暗号資産ドリーム型

暗号資産で、数億円から数百億円規模の巨額の資産を手にした人々。暗号資産が乱高下しても、一切売却することなく持ち続ける忍耐力がある

⑤相続型

親などの親族から、土地、不動産、金融資産などを受け継いだ。守りに入りがち

①から④までが、今増えている「シン富裕層」で、⑤は従来の富裕層に当たる

【シン富裕層の特徴】

・シン富裕層のボリュームゾーンは10億円から20億円くらいを持っている人たちである

・シン富裕層の多くは「一個人からスタート」

“それぞれが自分で調べたり、考えたり、一生懸命人脈をつくったりと、自分で選択して行動し、失敗したり成功したりしているのが、シン富裕層なのです。そうした努力の結果、資産をつくってきたのだということは、みなさん知っておくべきでしょう”

・決断がとんでもなく早い!!

“私が見て来たシン富裕層の人々は、基本的に各自の「動物的勘」、直感を信じて行動してきた人が多いように思います。自分が「いいな」「やりたいな」と思ったら、理屈などではなく、取り組んでいるのです”

・損得よりも仕事の面白さが優先

・暮らしぶりはシンプルというより地味!?

“シン富裕層は全体的に、物欲がなく、小綺麗にはしているものの服装に無頓着、というタイプが多い。特に私が合う若い男性のシン富裕層は、一見するとリッチに見えないどころか、ふつうの大学生のような印象を受ける人さえいます。街中で見かけてもきっとわからないでしょう”

暗号資産を持つ人には顕著だが、億を超えるまで、何があっても信じて持ち続けられるというのは、億り人たちのすごみです

本書を読んだ所感

本書では10億円以上の資産を持っている人たちがゴロゴロ取り上げられており、現実に富裕層がたくさんいると認識でき、自分もその仲間入りができるのではないかという、リアリティをもらうことができた

本書ではガソリンスタンドでバイトをしている方が資産2億円以上あり海外に移住したいと相談してきた事例が語られている

『となりの億万長者』という名著があるがタイトル通り僕たちのすぐとなりに「シン富裕層」はいるかもしれない・・・

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