【書評】『時間最短化、成果最大化の法則』木下勝寿著・ダイヤモンド社
僕が過去半年で最もふせんをつけた本
本書は2月にご紹介した『売上最小化、利益最大化の法則』の著者である木下勝寿さんの本であり、特にマインドに焦点を当てたものである
実はこの本はかなり前に読んでおり、あまりに本の内容が素晴らしかったので本棚にとっておいていた本であったが、今年に入りもう一度読み直してみた
私は本を読むときに、感銘を受けたところ、取り入れるところ、参考資料などにふせんをつけながら読むようにしているのだが、改めて読んでみると過去半年で最もふせんをつけた本になった
それだけの価値が僕にはあった
すぐ買って、すぐ読んで、すぐ取り入れ、すぐ行動せよ
本書の最初の第一法則は「ピッパの法則」である
どういう法則かというと
“やるべきことが起こったとき、後でやろう、いつかやろうではなく、その場ですぐやるか、すぐできない場合はいつやるかをその場で決める。すると、タスクを滞らせず、次々にこなしていけるのでキャパが激増する”
と著者は述べている
これにより、行動量が10倍に増え生産性は4倍になるという
すぐ行動することの重要性は誰もがわかっているものの、仕事が忙しくなると忘れてしまうものだ
特に成果を出している方々の方が複数の案件を並行しながら仕事をしているのが日常である今日ではその場で次々に対応しないと間に合わない
それが解決できるのが「ピッパの法則」である
あとはタスクの重要性に応じてどう対応するかという問題は残っているが、本書ではそこについても明快な解決策が提示されている
安心して本書を読めばいい
この本の活用度によっては、数億円の価値になる本であると僕は思っている
「ピッパの法則」に従って、すぐ買って・すぐ読んで・すぐ取り入れ・すぐ行動するべきである