【書評】『書く技術・伝える技術』倉島保美著・あさ出版
自宅に一冊置いておいて損はない
今回はライティングに関する本を一冊ご紹介する
書店にいって一度見てくるといいと思うが、文章のライティングに関する本はそんなに多くない
子供の頃から読み書きをやっているので、意味のわからない文章になることは少ないことからライティング技術に関しては軽視される傾向にある
しかし、ビジネスにおいては致命的な差がつく分野であり、この技術を身につけているだけでできる人になれるといっても過言ではない
そして、コロナ禍でさらに対面で話すことより、文章で伝えることが格段に多くなった昨今では更にライティングの技術の重要性は増している
ライティング技術に関する本は僕も複数読んできているが、本書はその中でもベストだ
一度読んでおくことに越したことはない
本書の目的と特徴
【本書の特徴】
「読み手に負担をかけないビジネス文章」を書く能力の習得を手助けすること
【本書の特徴】
・文章やパラグラフの構成に焦点を当てている
・なぜそう書くのかという理屈を丁寧に説明している
・書き手が考慮すべきポイントを7つに絞っている
・多くの例文と演習問題を掲載している
・本書の説明そのものが、7つのポイントを守っている
日常生活・ビジネスで必要なライティングに関する教科書
本書でライティング技術がなぜ必要なのかについてわかりやすくこう訴えている
“情報伝達の責任は、書き手側にあります。読み手に責任を押しつけてはいけません”
情報をうまく伝えられないのは書き手の責任であり、伝わらないことで損をするのは100%書き手である
そして、本書を学べはほとんどの方が伝わる文章を書けていないことも理解することができるだろう
ライティング技術を学ぶだけで、自分の意見が伝わりやすくなり、相手から評価されることができる
本書は僕も本棚に置いており、定期的に読み直してライティング技術を学んでいる
ライティングに関する教科書として、どんな方にも一度は読んで欲しい良書と言えるだろう