【書評】『能力はどのように遺伝するのか』安藤寿康(著)・講談社
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【本書の読みどころ】
先日ご紹介した安藤先生の行動遺伝学の最新の書籍が本書である
内容としてはより専門的な内容となっているのが特徴であり、前回ご紹介した『日本人の9割が知らない遺伝の真実』の方がより読みやすくまとめられているので、まずこちらを読んでから、本書を読んだ方がより理解が深まるのでおすすめだ
詳しい内容は本書をお読みいただくこととして、ここでは私が読んで面白かったところ、本書で読んだ方がよいところをピックアップしておこう
「才能は生まれつきか努力か」という問い
特に「生まれつき」という漠然としたものを明確な定義がされているところが勉強になった
能力が表れる「確率」
どのような人間でも、長期にわたって長時間の意図的訓練を行えば、どんな分野であれ、いわゆる一流、超一流の域に達することが多くの研究で示されている
しかし、著者はその出発点としての「特定の目標に狙いを定め、長期にわたる長時間の訓練を行う」とこところに、遺伝的な個人差が関与している」と指摘している
能力が表れる「確率」はどのぐらいの割合なのか、是非読んでみて欲しい
行動遺伝学の10大発見
現在の行動遺伝学でわかっているところのまとめとなっており必読だろう
行動遺伝学のさらなる理解を深めたい方には是非おすすめの一冊である
【さらに理解を深めるために】
『日本人の9割が知らない遺伝の真実』安藤寿康(著)・SB新書
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