【書評】『1分間 小論文』石井 貴士(著)・青春出版社
【文章の書き方を1から学べるノウハウ本】
本書は大学受験などの受験小論文に対するノウハウ本となっている。
僕は受験する予定は現在ないのだが、文章の構成などのを勉強することでブログにも役立つかもと思い、読んでみたのだ。
読んでみた感想としては、文章を書く機会ある方は一度読んでおいた方がいいのではないかと思った。
応用すれば、メールの文章にはもちろん、プレゼンの構成などにも使える内容なのでビジネスパーソンにも有用である。
文章構成の基礎基本を身につける教科書だと思うので好き嫌いせず読んでみて欲しい。
本ブログでは本書の構成を中心にポイントを簡単にまとめておくので本書を詳しく読む際の参考にしていただければ幸いだ。
【本書のポイントまとめ】
「本書の構成」
・小論文のルールについて
・小論文の満点をとれる「型」について
・小論文の採点基準について
「小論文の型『石井式8部構成』」
1.問題文の要約+定義(~とは、〇〇である)+問題提起(果たして、~だろうか)
2.「受け」と「反論」(確かに、~だ。しかし、~だ)
3.自分自身の経験(以前、私が〇〇した時には、)
4.マインド(〇〇するための心得)
5.ノウハウ(〇〇するための解決策)
6.客観的事実による補足(「数値」と「格言」)
7.「ダークサイド」or「幻のシックスメン」
8.結論
石井式の詳しい内容は本書で確認して欲しい。
また、物語のルールや文章の書き方の基本ルールなども掲載されているので小論文の考え方を身につけるにはベストな一冊であると思う。