【書評】『1日36万円のかばん持ち』小山昇著・ダイヤモンド社
1日36万円支払ってかばん持ちをする
本書は僕が経営の勉強をするときの教科書にしている小山昇社長の著書の一つである
内容としては小山社長のかばん持ちの権利を1日36万円で購入し、丸々一日小山社長の仕事ぶりを観察することができるというものだ
こんなことが商売になるのかと思う方もいらっしゃると思うが、これが1年待ちで予約が殺到しているプログラムなのである
その価値に小山社長はこう言っている
“社長の仕事は、現役の社長からしか学べない”
からだと
“このプログラムは小山昇のあらゆる場面に同行・出席し、その仕事ぶりを身をもって感じることで経営者としての心構えを会得するプログラム。秘密事項は、一切ありません。よいこととも、悪いことも全てオープンです“
つまり、セミナーなどでは「やり方」を学べるが、かばん持ちは経営者としての「あり方」や「考え方」を学ぶことができるということだ
その疑似体験ができるのが本書である
中小企業経営の教科書
僕は小山社長の本を中小企業経営の教科書として読んでいるので小山社長の本はこれからも多くご紹介することになると思う
その中で本書の特徴としては、「経営者としての考え方の違い」を学べることになる
この本は心得として40の事例と取り上げ、それに対して経営者としてどのような考え方でどのような行動に移すべきなのかを詳細に教えてくれている
その事例は私たちにとっても身近な事例もあり、経営者の考えとどこが違うのかもはっきりをわかる内容となっている
将来、独立したい、会社を興したい、経営をやってみたいと思っている方は是非小山社長の著書を読まれることをおすすめする
経営者に必要なものは何かを本書で学ぶことができるだろう