インプットが先かアウトプットが先か
インプットが先か、アウトプットが先か、言い換えれば知識と行動どちらが先かということになりますが、これはいつの時代にも問われるテーマだと思う。
知識がないと行動していも無駄になるという人もいるし、逆に知識があっても行動しないと意味がないという人もいるだろう。
私もこの問いに関しての様々な本を読んだが、8:2で行動を先にするべきとの意見が多いと思うし、皆さんもそう思う人の方がいいと思う。
理由としては単純で“行動してないと意味がない”ということに集約されるだろう。
つまり、「以前の自分自身より少しでも前に進んでいるのかが一番重要である」ということに起因していると思われる。
そう言われたらまさにその通りというしかなさそうだが、それではインプットは重要ではないのか?
あまりにも巷ではアウトプット派が多すぎるので今日はインプットの重要性を書かせてもらうことにする。
インプットのメリットは何か?
私が考えるインプットのメリットとしては、
①無駄が圧倒的に減る(たくさんの成功例・失敗例の疑似体験ができる)
②時間の短縮になる(人生は有限である)
③全てにおいて選択肢が増える
などが考えられる。
今は全てにおいてスピードが求めれているからこそ、考えられる最短の選択肢を知ることができるインプットの重要性も多いに支持されるべきだと思う。
最もすごい人はインプットしながらアウトプットする人
知識があっても行動しなければ意味がなく、知識をないがしろにして行動だけしても同じことを繰り返すだけになることを考えると、やはりどちらもバランスよくできる人が一番いいということになるだろう。
何事もそうだと最近思うようになったが、バランスは非常に大切で簡単そうで簡単ではない、バランスを取れることは一つの奥義と言ってもいいと思う。
それではどれぐらいのバランスがいいのかということになる。
理想は5:5なのだと思うが、これは一人ひとりのタイプによるということになると思う。
インプットが得意で好きな人もいるし、アウトプットは抜群にうまい人もいる。人によって得意不得意は確実に存在しており、それが個性であり素晴らしいことなのだ。
よって、インプットが好きな人は6:4でインプットを多めにすればいいし、アウトプットが好きな人は4:6でアウトプットを多く意識すればいいと思う。
あとはスピードの問題
あとはインプットとアウトプットのスピードの問題である。
成果を出す人はとにかくスピード重視だ。
それはインプット・アウトプットでも同様であり、VUCA時代と言われる不確実な現代はとにかくスピードを早くして良いも悪いも結論をだすということが求められている。
仕事のスピードについても様々な種類の本が店頭に並べられていると思うので説明もいらないと思うが、私なりに経験して気づいたこともあるのでまたの機会にまとめたいと思う。
ちなみに私はインプットが大好きだ。
アウトプット全盛期のこの現代にインプットをメインにして成果を出していきたいと思う。
そう、私は少数派にいるのが好きなのだ。
価値は少数派の中にある。
それはいつの時代も変わらない原理原則だと今でも信じている。