成しとげる力
皆さん、「成しとげる力」読まれましたか?
永守重信氏の最新著書になります。
永守先生は私が最も尊敬する方の一人で今更説明する必要のない方だと思います。
内容も今までの経営者人生の集大成ともいえる内容で、初めて読まれる方も、今までいくつかの著書を読んだことがある方も是非おすすめです。
1番を目指すことの重要性
永守先生は1番を目指すことの重要性をいつも説いていらっしゃいます。
私も同感なのですが、昨今は1番を目指すというドロドロした感じが若い年齢の方には馴染まないかもしれません。
しかし、特に世界的な潮流を見てみると1番であることの重要性、1番でしか現在は生き残ることができないという現実があるということでしょう。
「現代社会は、私が身を置いている実業の世界のみならず、あらゆる分野で「一番が一人勝ちする」時代に入っている。かつては国内、国外を問わず、いずれのマーケットも上位四社ぐらいまでがほぼ横並びのシェアを保ち、各社はそれぞれ利益を確保してきた。四位、五位、六位でも生き残れた、よい時代があったのだ。
しかしいまではシェア一位が、全体の六割以上の利益をもっていってしまう。二位が残りの半分をとってなんとか利益を絞り出せるが、三位になるとやっとのことで収支トントン。それ以下は赤字に陥ってしまうというのが現実だ・・・」
と永守先生も著書でおっしゃっておられます。
「成しとげる力」をつける人の法則(運をつかむ法則)
著書のタイトルである「成しとげる力」をつけるにはどうしたらよいのか、それも簡単に永守先生がまとめてくださっています。
- つね日頃より準備と努力を怠らず続けていることである
- 先憂後楽(先に苦労をしておけば、その苦労が報われた分楽しみも大きくなる)
- どんな時も前向きに、未来を見据えて夢を語ること
どの著書でもおっしゃっておられますが、努力の重要性は常に説かれてますよね。
いつも手元においておきたいバイブル
年始早々、読ませていただいて早速本棚においておくべき一冊になりました。
私は年間結構な本を読むので、常に処分しないと家が本で一杯になってしまうので厳選した本しか手元においておかないようにしています。
そんな中でも困った時に読み返したいと思いますし、永守先生の集大成とも言える内容ですので是非お勧めです。
2022年のスタートを最高のものにするために一度目を通してみてください!