棋士という職業の過酷さとリスペクト
昔と違って、今はYouTubeで囲碁の棋戦を見ることができます。
今、名人戦の予選を見ながらブログを見ているのですが、棋士という職業は大変だなと思います。
ちなみに、名人戦リーグの両者の持ち時間は5時間です。つまり合計10時間です。
昼食休憩が1時間ありますので実質11時間になります。
朝の9時から対局スタートですので、持ち時間をぎりぎりまで使った場合、早くても20時に終局となります。
ただし、囲碁の勝負の世界で持ち時間が残って終わることは多くありません。
持ち時間がなくなると1分以内で打ち続けなければなりません。
そうなると終局が次の日の寸前ということもあるのです。
どんなに長い時間になっても最善を尽くして考え続けなければなりません。
まさに頭脳同士のスポーツです。
それでも勝てばまだいいのですが、負けたらショックは半端ではないことは想像に難くないでしょう。
棋士という職業は勝ち負けで全てを判断されてしまうある意味フェアで残酷な職業です。
ほとんどの人は負けて退場させられる世界なのです。
それでも続けられるのは、とことん囲碁が好きでかつ尋常ではない執着が必要な職業だと思ってます。
だから、僕は囲碁のTopプロに対して尊敬してますし、リスペクトしています。
勝ち負けは自分がただ弱いからという事実を受け入れ続けて、報われるかどうかわからない努力をやり続ける姿に感動を覚えるです。
私の努力はまだまだだと、自分が鼓舞されるのです。
やる気になってきましたので休憩は終わりにして仕事をさせていただきます。