【書評】経営12カ条 稲盛和夫(著)・日本経済新聞出版
心を正して読むべき本
2022年8月に逝去された、稲盛和夫氏の著書
言わずもがな日本を代表する経営者であり、人格者でもある方であることからも、一度は目を通すべき本と言えるだろう
もう一冊稲盛和夫氏の代表作である「心。」もあるが、こちらはタイトル通り「経営」をテーマにしているが、内容は不変の原理原則の話となっておりどなたでも得るものは大きい
書評ブログではあるが、本の評価については僕の様な者が語るにはあまりに人間ができていないわけで、稲盛和夫氏の本心とは別の解釈をしてしまうかもしれないので割愛させていただく
ここでは、僕が心に響いたところをいくつかあげて書評の代わりとしたい
稲盛和夫氏の凄みを感じたところ
“誰にも負けない努力を日々絶え間なく続ける
それでは誰にも負けない努力とは何か?
それは「全力疾走でフルマラソンを駆け抜ける努力」である”
“事業だけでなく、人生についても、自分の人生の目的や意義に大義名分を立てて生きてください。「家族のため」というだけでも大義です”
“自分の可能性をただひたすらに信じ、その実現を単純に強く思い続けるだけでよいのです。何も心配することはありません。人間の思いというものは、われわれの想像を超える凄まじいパワーを秘めています。まずは一切の疑念を持たず、「何としてもそれを実現したい」という強烈な思いを抱くことです”
“その目標を本当に達成したいと思っていたなら、次から次へと湯水のごとく方法論が思い浮かんでくるはずです。もし浮かんでこないとすれば、まだ思いが足りず、それほど強い願望ではないということです”
人間の可能性は無限だ。この本を読んでいつも思う
Comment
[…] 【書評】経営12カ条 稲盛和夫(著)・日本経済新聞出版 […]