【書評】『100億円を引きよせる手みやげ』越石一彦著・総合法令出版
【お勧め読者】
良い手土産はどういうものかを客観的に知りたい方
大事な場面での手土産の引き出しを持っておきたい方
手土産の効用を具体的に知りたい方
【本書の読みどころ】
本書は、ビジネスに効く手みやげの選び方や渡し方を紹介した本である
お客様や大切な人に喜んでもらうための手みやげとは何か、選び方、渡すときの伝え方を含め、エピソードとともに紹介している
例えば、絶対に商談を決めたいときは「庄之助最中」や、お客様に謝るときは「切腹最中」など、シーンに合わせた手みやげが紹介されているのが特徴
【さらに理解を深めるために】
『東京いい店やれる店』ホイチョイ・プロダクションズ作品(著)小学館
本書で取り上げた手土産で人の気づかいを理解する
本書は、越石一彦さんという著者が書いた、ビジネスに効く手みやげの選び方や渡し方を紹介した本であり、お客様や大切な人に喜んでもらうための手みやげとは何か、選び方、渡すときの伝え方を含め、エピソードとともに紹介している
例えば、絶対に商談を決めたいときは「庄之助最中」や、お客様に謝るときは「切腹最中」など、シーンに合わせた手みやげが紹介されているのが特徴である
私が本書を読んで感じたのは、たかが手土産・されど手土産だな だった
手土産一つでここまで考える人はおそらくほとんどいないと思う。手土産は相手に渡すものであり、相手のことをどこまで知っているのか、そして想像力を膨らますことができるかが重要である
そこまで相手のことを考えることが最も重要なのだと改めて教えていただいた一冊となった
自分自身でも買って食べてみたい手土産も多いので個人としても楽しめるのもいい
お店がどうしても東京近辺に集中してしまっているのが残念なところではあるが、需要と供給から仕方ない。むしろ気を使って地方用の手土産も紹介しているところが著者の凄さでもある
手土産の知識を増やすためにも、相手に対してどこまで気づかいができるのかを学ぶ意味でも面白く、ためになった一冊だった