【書評】『頭のよさはノートで決まる』齋藤考著・ビジネス社
【お勧め読者】
ノートの取り方・活用方法のノウハウを学びたい方
ノート・メモを取る有用性を知りたい方
【本書の読みどころ】
齋藤考のノート術をまとめた決定版
主にビジネスマンのノート術を想定しておりビジネスシーンごとのノートの取り方から、アイデア発想まで様々な視点でノートをとるメリットとノウハウをまとめている
【さらに理解を深めるために】
『嫌なことノート』嫌なことノート普及委員会(著)アスコム
『超戦略ノート術』DaiGo(著)学研プラス
齋藤先生のノート術
本書は明治大学文学部教授の斎藤考氏のノート術をまとめた決定版である
ノートをとる重要性とそのノウハウを余すところなくまとめている
ポイントは以下の3点だ
1.ノートは常に持ち歩くこと
2.3色ボールペンで書き分けること(例:赤→重要 青→まあまあ重要 緑→自分の意見)
3.ポイントを3つに無理矢理まとめるクセをつける
→思考の整理と的を絞りやすくなる
その他、僕が本書で学んだテクニックは以下の通り
・毎日反省ノートを書くのは絶対に効果がある
・質問・コメント・感想を書きながら聞く
・タイトルをまず書く、タイトルをつければアイデアをかきこみやすくなる
→常に20以上のテーマを用意しておくこと
この様に、ノート術に関するメリットとノウハウを様々な視点からまとめてられており、文章もコンパクトにまとめられている
誰でも読みやすいと思うのでおすすめだ
最後に齋藤先生がノート術の活用方法とメリットを簡単にこうまとめている
「あれこれぐずぐず考えるより、紙の上にリストアップして、3つにまとめる、ということだ。
ムリにでも3つにまとめてみれば、的がしぼれるし、なにより気持ちが楽になる」
齋藤先生のノート術、決定版として一読をおすすめする