【書評】『教養としての茶道』竹田 理絵(著)自由国民社
おすすめ度:★★★☆☆(65点)
読みやすさ:★★★★☆(80点)
面白さ:★★★☆☆(70点)
読者:日本の文化を勉強したいが、どこから学べばいいかわからない人
日本の伝統文化の入門書として最適
この本は世界から見た日本という着眼点で日本人はもっと自分の国の文化を学ぶ必要性を訴えている。
そして、茶道は日本文化を幅広くカバーしているものなので日本文化を学ぶには最適であると著者はおっしゃっている。
正に日本の伝統文化を学びたい人のために書かれた本であると言えると思う。
とても読みやすく、わかりやすく配慮されている
本の内容は茶道は日本文化そのものであるという説明から、「茶道」と何かということをたとえ話や先人の言葉を交えて理解しやすいように書かれている。
また、千利休の7つの教えから、日本人としての品格とは何かを茶道を通じて論じられている。
そして、お茶会の知識や作法についてまとめられており、誰でも気軽にできるものであるとおっしゃっています。
この本の根本にあるのは日本の伝統文化である茶道が日本人にはまだまだ浸透していないことを憂いており、日本人としての品格を茶道を通じて持つべきだという強い意志が感じられる。
お茶を習いにいきます
この本を読んでお茶を習おうと思いました。
もともと興味があったのでこの本を手にとったんだと思いますが、茶道の奥深さと日本人として身に付けておくべき教養の一つであると再確認しました。
日本人が日本人であることを再認識する場所が必要だと痛感しました。
茶道はやってみなれけばまったくわからないものだと思いますので、まず札幌で茶道を習えるところが2か所あることがわかりましたので、習いにいこうと思いました。
日本の文化をもっと知りたい人は是非読んでみてください。