SDGsから何を学ぶか?
今日はSDGsの中身ではなく、SDGsの問題点を基にして我々がそこから何を学べるか?そして私たちはどういう考え方でどういう方向に向かうべきなのか?を勝手につぶやいていこうと思っています。
仕事の合間に読んでいただき、何かのヒントになれば嬉しいです。
SDGsの最大の問題点とは?
SDGsとは「持続可能な開発目標」の略称であり、世界的な問題点や社会課題を2030年までに解決しようとする目標をまとめた取り組みであることは皆さんご承知の通りです。
つまり、世界的な問題点や社会課題をあげている以上、社会課題にさいなまれている人は数多く実在しているということです。すなわち需要はすでに顕在化しているのです。
それにもかかわらず、これまで有効は解決策が出てこなかった。つまり供給が生まれてこないのです。どうしてなのでしょうか?
供給が生まれない原因~わかっちゃいるけどできないこと~
SDGSの供給が生まれない理由はいくつかあると思いますが、今日は2つの原因を挙げたいと思います
- 自分の問題点として考えられない(事象が大きい・無関心)
- 儲からない(リターンがない、仕組みがない)
この2つが大きな原因になると思います。
つまり、関心がなくてリターンもないことに対して、自分が解決しようとは思いませんよね。でも、これは私たちの日々の仕事にも少なからずあると思います。
つまり「やればいいことはわかっているのにできていないこと」です。
それでは、ある事象に対して自分が解決しようと思うにはどうしたらいいのでしょうか?
主語を自分にして(視点)、全体の仕組み(視座)を考える
全ての出発点は全て自分を主語にして考えることです。つまり、「〇〇が起こっているのは私の責任だ」と考えればいいのです。
古今東西、何かを成し遂げた人は、物事を自分の責任と捉えています。
逆に言えば、自分には関係ない、無関心な状態で問題を解決ようとは決して考えられません。
問題解決は全て自分を起点に考えると問題を捉えやすくなります。
もう一つは儲からないことです。人間は生存本能ということがあり、安全・安心の欲求があります。安全・安心の一つの形としてお金があります。
つまり
儲かること=安全・安心が手に入る=行動しようとする
儲からないこと=安全・安心につながらない=行動しなくてもいい
という図式が成り立つのです。
これを解決するのは儲けられるようにすることが一番の解決策であるのですが、もう一つの着眼点として視座という問題があります。
簡単に言うと物事を広く・大きく考えることです。そうすることによって今まで気づかなかった利益や意義がわかりやすくなります。
世界は日々良くなっている~現実的な解決策を目指して~
世界的な名著である「ファクトフルネス」という本があります。読んだ方はわかると思いますが世界は日々よくなっており、よりよい方向に向かっています。
世界的に見れば、貧富の差は縮まり、差別も少なくなり、自然を保護する活動も大きく広がっています。
それを前進させ、さらによくなる方法として、デザイン思考(仕組み化)があり、具体的な解決策になりえるものとしてNFTが挙げられます。
特にNFTについては私もわからないことが多いですが、今後学ぶ価値が十分ある分野ですので興味のある方は勉強してみてください。
今日はSDGsとは少し離れた観点でお話をさせていただきました。
皆さんの日々の活動の参考になれば幸いです。
SDGs活動を通じて世界がもっとよりよくなることを願って。