【書評】『大富豪が教えてくれた本当に豊かになれる「大金持ちごっこ」』みっちゃん先生（著）・KKロングセラーズ
【大金持ちの波動のレッスン】
本書は「豊かで幸せな成功の波動」を身につけるためのレッスンとなっている。
それが「大金持ちごっこ」である。
やり方は簡単で、
「自分の周りにあるモノを、豊かに、ジョークを交えて言うクセをつける。そういう、ゲーム（訓練）なのです」
となっている。
その具体的な方法についても詳しく本書で解説されているので一度目を通していただくことをお勧めするが、私が重要だと思ったところを簡単にまとめておこう。
【重要点】『自分はもうそうなったんだ』という“つもり”で行動する
・自家用車をベンツの様に運転する
・「自分の貯金通帳に1億円があるつもりで生活する」
具体的にはこの2点で、十分に“ある”つもりで生活をすることで、『豊かで幸せな成功の波動』が身についていき、それがお金に愛されるコツとのことである。
確かに、すでに豊かである前提で生活をすると自分の考えや視野、行動も余裕が生まれ様々なチャンスをつかみやすくなるのではないかと思う。
逆に不幸な波動を考えてみるとわかりやすいかも
本書は豊かなイメージを常に持つことを習慣づけることによって、豊かな心を育み、それが波動となって本当に豊かになるということを解説した本となっている。
これだけで本当に豊かになれるのかという疑問がある方も多くいらっしゃると思う。
本書では逆に「不幸な波動」に対してまとめられているところがあり、「幸せの波動」の意味が体感的に理解しやすくなると思うので簡単にまとめておこう。
「あのね、『貧乏な人』ってね、実は、そこから抜けるのが大変なんです。なぜなら親御さんも貧しかったし、友だちもお金に困っている人が多い。そういう人が集まって、いつもいつも『また金がないな・・・』とか、『貧乏だからしょうがない』っていう話をしている。
だから、『お金はなかなか入ってこないものだ』とか、『自分たちは、“お金持ち”とは無縁の生活だ！』っていう“思い込み”が強くて抜けないんです。
実は、それが『不幸な貧乏波動』なんだよ。
『不幸な貧乏波動』を出していると、たとえ賢い人だったり、才能がある人でも、本当の実力が出せなくなります。
だいたい、自分の実力の３０％から５０％ぐらいしか出せない。
だから、すっごくもったいないんです。」
重要なポイントは不幸な考えだと、自分の実力の全てを発揮することはできないというところだと思う。
豊かな思考だと、前向きに、自分を信じて行動を起こすことができる。
それが、結果的に「幸せな波動」となり、本当に豊かになっていくのだと僕は理解した。
本書でまとめられていることは、お金がなくてもすぐできることである。
タダで豊かになれるのならば、試してみる価値はある。
是非、一読して「大金持ちごっこ」をやりましょう。
【さらに理解を深めるために】
『「量子力学的」お金と引き寄せの教科書』高橋宏和（著）SBクリエイティブ
