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【書評】『DRINK あなたが口にする「飲み物」のウソ・ホント』アレクシス・ウィレット(著)・井上大剛(訳)白揚社

 
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【飲み物を解説したものでこれ以上まとまっている本はない】

本書は広く飲み物全般をテーマに、科学的なエビデンスにもとづいた最新の知見を紹介しているものである。

内容としては飲みもののおもな構成要素である「水」からスタートし、次に人間が生まれてはじめて口にするものである「ミルク」、そして「ホットドリンク」「コールドドリンク」「アルコール飲料」と世界中の主要な飲みものに対してカテゴリー別に整理し、エビデンスにもとづいた客観的な視点で個々のに解説を加えている。

読んだ感想としては、世界中には僕らが知らない飲みものが数多く存在していることに驚いた。また、アルコールは世界中で楽しまれており、かつ問題も多いことは世界共通なようである。

今回は本書の中でも気になるであろう、「ドリンクと健康について」「スーパードリンクは存在するか?」について本書を簡単にみていこうと思う。

【ドリンクと健康について】

ドリンクと健康については、それぞれの飲みものについてメリット、デメリットがあり総合的にこれを飲んでいれば健康に良いというものは現時点で存在いないというのが正解になるだろう。

ただし、それぞれの飲みものについてのメリット・デメリットを把握した上で自分自身に合ったドリンクをチョイスすることは可能である。

本書で確認してみて欲しい。

そして、飲み物に関して、これはほぼ確実にエビデンスがあるというものが3つあるので参考にしていただければ幸いだ。

「非常に熱い飲みものはヒトに対して発がん性があるとみなすのに十分である」

熱い飲みものが食道やその他の体の部位に熱によるダメージを与えるかどうかについては数多くの研究がある。

熱い飲みものをのむことによって食道がんなどのリスクがあがることがわかっており、熱い飲みものが熱によって、食道壁を傷つけることが原因だと考えられている。

ただし、ここでいう「非常に熱い飲みもの」とは、多くの人が飲む温度よりもはるかに高い、およそ65℃の飲みものを指している。

「砂糖をふんだんに使った飲みものには注意すること」

長期的なブドウ糖不足は、脳に認知機能障害をはじめとする深刻な事態をもたらしかねない。

ただし、糖の取り過ぎもまた、健康に良くない。砂糖入り飲料の摂取が、2型糖尿病、虫歯、体重の増加や肥満につながるという研究結果が、頻繁に報告されている。

糖は体に必要ではあるが、ほとんどの人はまず間違いなく、食事から十分すぎる量の糖を摂っている。だから、飲みものでさらに摂る必要はない。

「フルーツジュースよりフルーツそのものを食べるべき」

フルーツジュースには果物そのものと同じメリットがあるわけではない。

フルーツジュースは吸収が早いために血糖値の急上昇を招く危険性がある。一方は、果物そのものの場合、フルーツジュースとは違って、食物繊維が含まれているために吸収速度が遅くなるので、血糖値の急上昇を起こすことはない。また、フルーツジュースには満腹感をもたらす食物繊維が入っていないので、ジュースに含まれる果糖のせいで食べ過ぎてしまうおそれもある。

公衆衛生の専門家によるおもなアドバイスは、フルーツジュースは飲むのではなく、果物を丸ごと食べるべき。もしフルーツジュースを飲むのであれば、水で薄めたものを少量、できれば食事しながら飲んで吸収速度を遅くするべきである。

【スーパードリンクは存在するか】

「スーパードリンク」として売り出されている健康飲料は数多いが、つまるところそのようなものは存在しない。

そうした商品の宣伝文句はほとんどがでたらめで、たんなる仮説にすぎない。仮にスーパードリンクに一番近いものを挙げるとすれば、つまらないと思うかもしれないが、答えはおそらく「水」と「哺乳類のミルク」だろう。なにせその二つが地球上のすべての命を支えているのだから、特別な存在と言えるだろう。

最後に著者も指摘しているが、飲みものに関する論文には飲料業界が出資したりしているかを確認する必要がある。飲料業界がビジネスの利益を守るため、自分たちが影響を受けそうな政策決定に自分たちの意志を反映させようとするのは当然だ。これはごく普通のビジネス慣行であり、他の業界でも同様のことはおこなわれている。

健康に悪いイメージの飲みものが「じつは体に良かった」とか、「体に悪影響はなかった」ことを示す新しい研究結果を耳にしたときには、その研究はどこが発表したものなのか、誰がその研究をして、誰がその研究にお金を出したのかを確認してみてほしい。しごくまっとうに思える公衆衛生政策が撤回されたり、通らなかったりしたときは、なぜそうなったのか、それによって誰が利益を得ることになるのかを考えてみよう。

飲みものに対する個々の解説とエビデンスにもとづき体系化された本はこれ以外に僕はみたことがないので興味のある方は目を通してみて欲しい。

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