本当に比べるべきは過去の自分
僕はいつも他人と比べるクセがあり、その度に落ち込んだり、やる気がなくなったりする。
その時はいつも比べるべきは他人ではなく過去の自分なのだと言い聞かせることにしている。
他人と比べているということは、人目を気にしているということであり、もっといえば自分の人生の主導権を他人に決めさせていることでもある。
ただ、こういう思考になるのは、仕方のないことであり無理もない。
他人と比べてしまうのは単なるクセである
僕たちは子供の頃からテストやスポーツの時間などで否応なしに順位づけを経験して生きている。
順位をつけるということは、他人と比べないと判断ができない。
だから無意識に他人と比べて判断するクセがついている。
しかし、他人と比べること自体は悪いこととは言えない。避けることもできないしね。
より重要なのは他人と比べてしまうとどういうデメリットがあるのかを知っておくことで理性的に正しい思考に戻すことが現実的だと思う。
他人より優れているかという順位づけの思考がクセになってしまうと、泥沼にはまってしまう。
なぜなら地球には60億人以上の人が住んでおり、日本にも1億人以上の人がいるのだ。
どこかにはもっと優れている人がいる可能性を否定できない。
それを繰り返すことにより、自分は他人より劣っているという思考が育まれてしまう。
比べるべきは過去の自分である
本当に比べるべきは、昨日の自分であり、過去の自分である。
自分と比べることではじめて自分の成長に気づくことのできる唯一の方法なのだ。
それでは他人と比べるクセをなくして、過去の自分と比べるクセをつける方法はあるのか。
それは、記録を取ることだ。
何かしらの記録をとっておくことで初めて過去の自分と比べることが可能になる。
だから、毎日日記や自分のやったことなどを簡単でもいいので記録するクセをつけよう。
そうすることによって曖昧だった自分の成長が目に見えて実感できるようになる。
自分が努力した行為そのものを認めることができるのだと思う。
僕も他人と比べるクセをなくすため、毎日記録をとっておくようにしている。
以前の僕自身と比べて成長していることが実感できるようになっている。
自分に対する自信につながり、維持する方法としておすすめである。