【書評】『仕事を高速化する「時間割」の作り方』平野友朗(著)・プレジデント社

【本書の読みどころ】
本書は仕事の効率化と高速化のヒントをまとめたものになっている
仕事のスピードをあげるポイントを4つ著者は取り上げており、この4つが本書の最大のポイントだ
①一つのことに集中する
②情報を一元管理する
③繰り返しの業務の効率を突き詰める
④一つ一つの作業スピードを上げる
の4つであり、この項目に対して具体的な方法を示している
特に私が参考になったところは②の「情報を一元管理する」ところであり、自分の情報の管理を本書でUpdateすることにした
著者の仕事の高速化の分析はかなりレベルが高く、読者にとって参考になるところが多いと思う
そしてこの方法は著者の経験にもとづいている所が素晴らしく、すぐ真似することが可能な良書である
【さらに理解を深めるために】
『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン(著)かんき出版
情報の一元管理のため紙の手帳をやめることを決意
本書は仕事の高速化の具体的な方法をまとめたものになっている
そして、仕事の高速化のヒントはすべて著者が実践しているものになっており、私たちにもすぐに活用できるのがポイントだ
私は本書を読んで、紙の手帳をやめて全てGoogleスケジュールで情報を一元管理することを決めた
そして、著者はGoogleスケジュールでタスク管理も一元管理することで最大の効率化を図ることをおすすめしており、その通りにやってみることにした
ここの部分はやってみたいと思っている読者の方も多いと思うので、Googleスケジュールでタスクの一元管理をするにあたり、3つのポイントがあるのでここでまとめておこう
【Googleスケジュールとタスク管理を一元化する3つのポイント】
①スケジュールとタスクを全てGoogleスケジュールに入力すること
全てのスケジュールとタスクはもれなく入力する必要がある。例外を作ると情報一元化の効用はほぼなくなる
②タスクについては〇月〇日までと明確な期限も合わせて入力すること
全てのタスクを入力すると数も当然多くなり、その中で優先順位をつけて処理するのは不可能に近い。よって期限を設定し全てを処理するという方法を著者はおすすめしている
③一日をスケジュール通りにできたのか結果の記録も入力すること
スケジュール管理で一番大切なのは、一つの仕事に自分でどのぐらいの時間が必要なのかを知っておくことである。スケジュール通りにできたのかを管理することで、同じような仕事をする場合にどれぐらいの時間が必要なのか記録していることにより、把握することが可能になる。またルーティーンもGoogleスケジュールだとコピペすることができるのもポイントになる
以上である
このように非常に実践的で再現性の高い内容をまとめてある印象なので、仕事の高速化の実践書として活用できる良書だと思うので興味のある方は手に取ってみて欲しい
