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【書評】『日本人の9割が知らない遺伝の真実』安藤寿康(著)・SB新書

 
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【本書の読みどころ】

本書は「行動遺伝学」についての本であり、その分野では第一人者である安藤先生の書籍になっている

数年前に発売になっている書籍ではあるのだが、初見で読んだところ非常に面白くあっという間に読んでしまった

なぜ今、遺伝の話がホットな話題になっているのか?

それにはきちんとした理由がある

それはインターネットの発達により、どんな人でもどんなことでも気軽に学べる環境が整いつつあり、求められる能力も多様化している

昔は専門性が主流であった

例えば医師の知識は医療関係者以外の人は全くわからないし、気軽に学ぶ機会もなかった

しかし、今はYouTubeで医療関係者が様々な情報を提供し、どんな方でも興味があれば最新の情報まで知ることが可能である

その専門性が障壁になり、個人個人の遺伝の能力よりも物理的に学べない状況が特別な状況を生み出し、個人の遺伝の能力を相殺できていたのである

しかし、今はどんな方でもどんなものでも分け隔てなく学ぶことができる

スタート条件が全て同じ状態になっているということだ

それはすなわち個人の能力の高低、つまり遺伝がそのまま社会での実力になることを意味する

つまり、現代は誰でも平等にチャンスがある半面、その人個人の能力が際立ってしまうという矛盾も秘めているということになる

本書の大枠を理解しておこう

本書の詳しい内容と解説は本書をきちんと読む必要があるが、読む前提として大枠をとらえておくとわかりやすいと思うので簡単にまとめておこう

1.全ては遺伝である

まず、大前提として理解することは全ては遺伝が関係しており、遺伝と無関係なことはほぼないということだ

遺伝の大きな影響を受ける代表的なものに「体重」がある

食べても太りにくい方もおり、逆に太りやすい方もいるが、それは9割遺伝の影響を受けていることがわかっている

見た目以外でも「勤勉性」というのも遺伝の影響を受けている

勤勉性は遺伝よりも環境の影響が強いように思えるだろうが、5割は遺伝の影響を受けているのだ

どんなものであれ、遺伝の影響を避けることはできない

2.遺伝以外の影響として、共有環境と非共有環境がある

簡単に言えば、共有環境は家庭環境や親の影響であり、非共有環境は共有環境以外のもとだと理解すればわかりやすい

結論からいうと共有環境はほとんど影響を受けることはなく、個人の個性などはほとんど非共有環境の影響であるということである

この2つの大きな枠組みを理解して本書を読むことでより深く理解ができると思うので参考にしてもらえればと思う

著者は遺伝の影響を踏まえた上で、今後教育はどのようにすればよいのかなどの提言も述べられており、非常に共感がもてた

私、個人としても興味深く、もっと深く学んでみたいと思った分野だったので、まとまった時間をとって関連著書を勉強してみたいと思った良書であった

【さらに理解を深めるために】

『能力はどのように遺伝するのか』安藤寿康(著)・講談社

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